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台風も去り、穏やかできれいなボニンブルーの海が戻ってきましたよ!
池ちゃんです。
ここ数日オープンウォーターの講習が続いていたので、久しぶりにボート乗りました。今日は船長だったので、向島に行ったついでの調査でヘルフリッチ撮りに行ってきました!
ヘルフリッチは『シコンハタタテハゼ』のサイエンスネーム(Nemateleotris helfrichi)がダイバーの間で定着したもので、英名でも、Helfrichi’s FirefishやHelfrichi’s Dartfish、海外のダイバーらはダートフィシュの方がよく知られているような気がしますね。
紫紺(シコン)の名が表す通り、体色全体の紫がとても美しく、頭部のイエローとのコントラストもカッコイイ😎です!
ヘルフリッチにはよく知られた仲間のハタタテハゼがいて、大まかな生息水深の浅場からハタタテハゼ、アケボノハゼ、そして最も深場に生息することが多いシコンハタタテハゼ。つまり、その生息水深、美しさ、レア度からハタタテハゼの仲間のラスボス的存在なのです!ちなみに私が初めてヘルフリッチを見たのは、サイパンのナフタンというダイブサイトの水深40mの位置で、あまりの綺麗さにハゼに興味を持ち始めたきっかけとなりました。
こちらはヒレが開いたショット。ヒレ先端ブルーのラインやイエローのドットが美しい。
黒抜きするとパープルとイエローのコントラストやグラデーションが強調できます!
オープンマウスのショット!ハゼにも色々な表情があります。
ちょい斜めからのショット。いろんな角度から撮るのが楽しいですね。
ちなみにハタタテハゼのハタタテは長い背鰭をピッピ動かす様子が旗を振っているように見えることから名付いたようです。
一般的に生息水深は40mオーバーですが、今のところ−30m付近でもご紹介できますからリクエストくださいね。どんどんご案内してじっくり観察、撮影していただきたい生物です!!!
池ちゃん
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