2020/02/29

サプライズだらけ(2月29日)

昨日までは沖は時化。
やっと凪いでくれて、落ち着いてボートを出せました!

今日のゲスト様は、数年越しのクジラへの思いを抱えて迎えた最終日。
ザトウクジラはなんとも空気を読むのがうまかった!


1st:向島・万吉場(ブイ)水温21度/透明度20m
朝一の水面は静か。
時々ブローが上がりますが、活動的な感じがありませんでした。

でも!なんとかクジラに会いたい!
「クジラといえば万吉場」
この言葉にかけてエントリー。

まずは大きなカメが出迎えてくれました!
繁殖のシーズンを迎えて甲羅が丸くなっています。

写真提供:キリエ様

そして根魚を眺めながら、サンゴに降ってくるウメイロモドキに癒され、
写真提供:キリエ様

ブイに戻って安全停止に入ろうとした瞬間!



動画提供:キリエ様

私たちをじ~っくり眺めて、船の下を通って去っていきました。
動画にはブイのロープとモアナが映っています!
会えてよかった!!
ありがとう!!!!!


ありがとう!!!!!!!!!!!


2nd:蓬莱根沈船(ブイ)水温21度/透明度20m
クジラに会えて大満足のゲスト様。
数日前に潜ったものの、クジラの声が気になりすぎて沈船を全然見ていなかったそう。
ということで、今度こそしっかり沈船で遊んできました(笑)

こちらは船尾にあたるところなのですが、群れだらけなのがお分かりいただけると思います!

写真提供:キリエ様

砂地に影を落とす沈船は画になりますね~。

そして時化を乗り越えて、ハダカハオコゼもサンゴに残っていてくれました!

写真提供:ナカオカ様

長く居着いてくれたらいいなぁ。


3rd:四本岩(ブイ)水温21度/透明度20m
締めは母島を代表するこちらへ!
シーズン、始まってきていますよ~!

写真提供:キリエ様

計11本見れました!
太い子が順調に入ってきています☆

相変わらずボールになって群れる根魚たち。

写真提供:キリエ様

いろんな種類の魚が一緒に群れているのが面白いですよねぇ。


そしてそして、ここでもサプライズが!!

写真提供:キリエ様

シロワニさん~~!!
お久しぶりの登場でした!!


そんな大物尽くしの一日。
これだから毎ダイブワクワクしちゃうんですよねぇ......!!


投稿:カナコ

2020/02/25

堪らない(2月24日)

連日の水中クジラとの遭遇に、興奮冷めやらぬゲストたち。
どんどん高まる期待にザトウクジラたちは応えてくれたのか......!!

たくさんの素敵なお写真と共に、その結果をお伝えしますね!


1st:向島・マグロ穴(ドリフト)水温21度/透明度20m
早起きして向かうは、魅力的な生物に会えるこちらのダイブサイト。
深場に生息するハナダイたちに、目を奪われます。

ニラミハナダイ

ボニンハナダイ


ちょうど良い水深で、チェックの鮮やかなクダゴンべにも会えました!


2nd:蓬莱根沈船(ブイ)水温21度/透明度20m
やっぱり朝の一本目は、蓬莱根でクジラのブローが良く上がるんです。
というわけでまたまた沈船へ。
クジラの歌を聴きながら、ツバメウオと戯れます。


アイドルになりそうなマクロの生物も見つけていただき、毎回時間が足りないダイビングになりそうです!

3rd:向島・万吉場(ドリフト)水温21度/透明度25m
さぁ、お待たせしました。
今日のメインはこの一本です。

コモンシコロサンゴの端に行くと、
ウメイロモドキとクマザサハナムロの群れが。
集めてみると、すぐにカンパチが突っ込んできました!



堪らないですねぇ......。

そして根魚たちを眺めて、


水面に顔を出し、
「楽しいダイビングでしたね!」
と言った瞬間、背後でブローが!!!!!

水中に入ると、親子のクジラがゆったりと私たちの周りを泳いでくれました!!


白砂と、浮かび上がるクジラの姿、堪らないですねぇ......。


水底に影が映っているのも、堪らないですねぇ......。

盛りだくさん過ぎる、大興奮の一本でした。

そしてそして、この一本がメモリアルダイビングだった方が!
島民ダイバー・ナカオカ様!


おめでとうございます~~!!!


素敵すぎるお写真により、なんだかいつもより上品な言葉選びになった気がします(笑)
今日の写真提供は、写真家の茂野優太様です。
ありがとうございます!

これで3日連続水中クジラです!!
ちなみに、ブログを書いている本日(2月25日)も会えました!
なんと4日連続です!!
記録更新なるか!
明日に期待ですね(`・ω・´)


投稿:カナコ

2020/02/21

畑続々。(2月21日)

昔から、ダイビング界隈では特定の生物が密集して生息するエリアを『畑(はたけ)』と、呼ぶことがあります。

今日は、母島のダイビング畑は豊作ですよ~

というお話。

1st:西鼻Ⅰ(ブイ)水温21度/透明度20m
ヘルフリッチとオキナワサンゴアマダイのリクエストをいただいていたので、イソイソと行ってきました。ここのオキナワサンゴアマダイ畑はスゴイんです。
水深も20mくらいからザクザクいるので、撮影し放題です。

 そしてこのダイブサイトで最近発見されたのがーー、
 ピグミーシーホース畑!!
っていうと、

「でも……、どうせお深いんでしょ?」
↑テレビショッピング風に↓
「それが……なんと30mゼンゼン行きません!!!」

そう、しかも小さなヒラヤギに6個体くらい居着いてくれているのが、先日もそしてこの日も観察できちゃっています!
この畑の発見は大きいなぁ~♪ 大事に見守っていきたいですネ!

2nd:小湊鼻(ドリフト)水温21度/透明度20m
大物狙ってドリフトする感じの2本目は母島ではおなじみのササヨ(ミナミイスズミ)畑。
でも今日はその下に、
ユウゼン畑!!

1本目も2本目も向島周りなんですが、向島は良い畑の宝庫ですね♪


3rd:四本岩(ブイ)水温21度/透明度17m
この日の〆は手堅い魚影畑のココ。
名物のイソマグロはまばらで、まだ畑になるには時期が早いかなぁ、というまばらな感じでしたが、根魚の魚影は相変わらず見事でした。

明日は凪の予報。引き続きいい魚影、ともっと大きな影目指して行ってきます!

お写真は、水中写真家の茂野 優太さまより提供していただきました。ピグミー畑の第一発見者もこの方。ありがとうございます!!

投稿:takemi

2020/02/18

星と太陽とクジラと。(2月18日)

昨日からまた時化てる母島です。
今日のははじま丸は14時発→10時発に変更となりました。

つい先日までは夏のような陽気と凪でした。
もったいないので久しぶりの早朝ダイブにも行ってきました。

風もなく、静かに凪ぐ海へ 6名のダイバーがエントリー
なんと、朝から元気なハンドウイルカが遊びに来てくれました。
早起きは三文の徳ですね!!

そして夕空も素晴らしい週末。
この日は本当に雲ひとつない空。
前日はグリーンフラッシュも見れました!

先週は、リピーターさんや学生さんのツアーで賑わっていたMOANA。
ここ数日の水温は21度ですが、学生さんは連日1日4ダイブ!
まだまだ潜り足らない様子で、ははじま丸に乗船。
また近いうちに帰ってきてくださいね〜!!

と・・・ははじま丸を見送った後にやっと姿を現すザトウさんw
撮影:ナカオカ様

母島ダイバーズ、今月も絶好調!

毎晩、夜も空は快晴。
デジカメ撮影なのでショボい写真ですが、
絶海の孤島丸出しの星空@御幸の浜展望台。
旧ヘリポートもいいですが、もうちょっと先の御幸の浜展望台も
水平線にかかる空まで見えるのでオススメです!
夜の海に響くザトウたちのブロー音もよく聞こえます。


前線通過後は、湾内はまた少し凪いでくれるかな?
撮影:ナカオカ様



投稿:FG






2020/02/12

期待は高まる!(2月12日)

昨日までのバチャバチャが落ち着き、少しうねりは残るものの久しぶりに凪ぎ!
クジラのブローを探しながら、彼らに会いたいお客様と元気に3本潜ってきました!!


1st:蓬莱根沈船(ブイ)水温22度/透明度20m
向島に向かおうと船を走らせていたら、蓬莱根のほうで複数のクジラのブローが!!
進路変更をしてみると、3組のクジラたちがのんびりしていました。
(大きめの)期待を抱きつつエントリー。

いつものご機嫌なツバメウオたちが迎えてくれます。
今日は数は多めだったかな......!

そして船尾に集まる画面いっぱいのスカシテンジクダイ!


彼らの気配を感じながら、定番アイドルたちに癒された一本でした!


2nd:向島・大ビーチ(ブイ)水温22度/透明度20m
続いては、年末年始打率1位のこのポイントへ。
ゆったり砂地を眺めながら、
アジアコショウダイが群れているのや


いつもの根魚たちがもみくちゃになって群れているのを、カメラに収めていただきました。


いつもギュッと集まっているのですが、狭くないのかな......?


3rd:ビリビーチ(ブイ)水温22度/透明度20m
今日の締めは蓬莱根ラインのこちら。
午後はさらに海は凪ぎましたが、クジラもなんだか静かに......。
でも「会える時は会える」!!

ここで彼らに会えたら最高だろう!というシチュエーションの中、
出会えたのはネコザメ。
なんと2個体に出会えました!


こちらは1個体目。

どうしてお口がこんなにシワシワしているのでしょう。
下から見るといまいち可愛くない気が💦

こちらは2個体目。
違いは......
わかりません!!!


今日のお写真は全てナガイ様より頂きました!

クジラへの思いは日に日に高まりますね~!
いつ姿を現してくれるのでしょうか......!!!
明日に期待したいと思います(`・ω・´)
(期待してばっかりだ~💦)


投稿:カナコ



2020/02/11

ホエールウォッチングのスケジュール(2月11日)


いよいよザトウクジラのピークを迎えています、母島です!
今年は、2月13日から、3月30日までの入出港日に
ホエールウォッチングクルーズを開催いたします!

到着日、出発日のお時間を有効に使えるスケジュールです。
入港日は15時〜日没のスケジュールとなりますので
お天気が良ければ、サンセットとザトウクジラ がWで楽しめます!


各日、先着13名となりますので、ご予約はお早めに!
メールでもご予約承っております。
hahajimamarine@gmail.com

*悪天の場合は中止となります。


投稿:FG



2020/02/10

蓬莱根が熱い!(2月10日)

おがさわら丸のドックが明けて、母島は賑やかになりました!
海はしばらく時化ていましたが、今日は風が落ち着いたので沖に行ってきましたよ!

本日は、リピーターのお客さまとのプライベートダイビング。
クジラに会いたい!という期待を胸に潜ってきました!


最近蓬莱根ラインが熱いということで、まずは沈船へ。
「砂地と沈船とクジラ」
を狙ってみました。

結果......!!
会えました~!!
おそらくエスコートだと思いますが、こちらの様子を見に、スル~っと通り過ぎていったみたいです。
みたい、というのは私は下を見てウミウシを探していたからなんですけどね!!!
ゲスト様が見れたので良しとしましょう~~(*´▽`*)

蓬莱根、やっぱり熱いです......!!


写真は撮れなかったということで、イラストにしていただきました!

作・上保様

お分かりいただけますでしょうか。
右下に、クジラに一切目を向けていない人がいることを......。
もう一度言いますが、ゲスト様が見れたので良しとしましょう(*´▽`*)(*´▽`*)

次に会えたら、ぜひカメラに収めていただきたいですね~!!


2本目、3本目はクジラの気配を感じながらのんびりダイブ。
ネコザメやキホシスズメダイの群れ、クマザサの群れなどに癒されてきました♪


明日は風が吹く予報。
せっかくの祝日なので、予報が外れることを願います!


投稿:カナコ





2020/02/04

日の出から日没まで(2月4日)

夜明け前の脇浜です。

ちょっと撮りたい絵があって
夜明け前からスタンバイ。
スタンバイが早すぎて40分もボラを眺めながら待ったけど。

日の出の時刻から約30分。
やっとお日様が差し込みました。
 しかし、微妙にコンディションが違ったので目的は果たせませんでした。

脇浜の波打ち際に住み着いているツチホゼリ(まだ子供)。
名前は「ホゼ」にします。
見かけたら呼んでみてください。
後をついてきてくれます。

地味ながらも多様な脇浜の珊瑚たち。

脇浜は浅いビーチですが、珊瑚も魚も案外種類が豊富です。
根魚にとどまらず、ギンガメやカスミなどのアジ各種、カンパチやミギマキ、イシダイ、
ダツやネムリブカ・・・トビエイもいたり。
イタチザメもいたり・・・(((( ;゚д゚))) ヒィィィ
母島へお越しの際は脇浜ダイブまたはシュノーケルも是非どうぞ!


さて、お日様もすっかりのぼりました。
今日はナギナギ!数日ぶりのボートダイブをしてきました。
1本目は四本岩。
さてイソマグロたちは何匹になっているのか・・・
撮影:スグロ様

います、います。
 
撮影:ミナオ様

16匹に増えております!
めざせ、ピークの100本!ですね。
(ピークは5〜6月です。)

撮影:スグロ様

今日のイソマグロたちは穴の外を徘徊しており、
私たちのそばをずっとグルグルしていて、迫力満点でした!
ノコギリダイクラスターにはいつものヨスジに加えて
アナダイ、フエダイ、アオヤガラがぐっちゃりMIX状態で
大変華やか。素晴らしかったです。

テンションあげあげで向かう2本目は
ヨスジの庭

こんなヨスジフエダイの塊があちこち散見するポイントです。
深度も15mほどなので、日が差すととても綺麗。

ここはヨスジにとどまらず、アカバ(アカハタ)の庭や
マダラタルミマンション(ほんとに大人から子供までいっぱい!)
エビ団地など、次々キャストを変えて魅せてくれる、大変頼もしいポイント。

今日はスジクロハギ軍もやってきて、最初から最後まで凄まじい魚影でした。
撮影:スグロ様

そしてエギジットポイントでエギジット1分後に背中を出す子クジラ(笑
なんというニアミス具合でしょう。
明日は水中で会いましょう・・・!

そんな1日の終わり。

あまりの空色の美しさに、サンセットシアターまで足を伸ばし
太陽にほえ・・・はしませんでしたが、しばしの別れを。
「グリーンフラッシュはまた今度ね!」と言って
水平線に溶けてゆく、今日の太陽。

と、日の出から日没まで、たっぷり堪能した1日でした!


おまけ。
 船上休憩中に通り過ぎる今日のザトウさんw





投稿:FG