2020/04/06

小笠原諸島への渡航をご予定、ご検討されている皆様へ

おはようございます。
久しぶりのブログ更新で、このような内容になってしまうのは大変残念ですが…

新型コロナウィルスの感染拡大により、皆様も不安な日々をお過ごしかと思います。
小笠原もこの状況を受けていよいよ対策に迫られ、小笠原村観光協会、小笠原村母島観光協会、小笠原村商工会、小笠原ホエールウォッチング協会より、来島者の方に向けての通知文が発表されました。下欄に転載しておりますのでご一読お願いいたします。

追記:本日の夕方、小笠原村の村長からも声明が発表されました。
   
これに伴い、当店ダイブリゾート母島およびbeach house ANCHORも、4月13日よりしばらく臨時休業することを決定いたしました
ご予約いただいていたお客様にはとても申し訳ない思いですが、当店としても一日も早い営業再開を願っております。

現段階では5月中旬の再開を想定しております。
5月9日以降のお客様のご予約は引き続き承っておりますが、状況次第で再開の時期は前後すると思われます。変更が生じた場合、こちらにてお知らせ、およびご予約いただいているお客様には個別にご連絡させていただきます。
臨時休業中、電話対応はお休みさせていただきますが、下記の予約・お問い合わせフォームにて、メール対応させていただきますのでご利用ください!
beach house ANCHOR のご予約・お問い合わせ
ダイブリゾート母島のご予約・お問い合わせ

通知文にもありますが、小笠原は父島、母島ともに医療体制は万全ではなく、もし感染の疑いがある人がいても、適切な処置ができる環境とは言えません。
小笠原への渡航はご存知のとおり、東京竹芝港から24時間という船旅しか手段がなく、乗船者の中にわずかでも感染者がいた場合、この渡航時間は他の乗客、船員の皆様にも感染するリスクが非常に高いと言えます。
また、この新型コロナウィルスの特徴として、潜伏期間が長い、無自覚、無症状というものがあり、竹芝港では現在乗船前に検温、アンケートなどによる対応がされていますが、この検査も無症状・無自覚の状態では通り抜けてしまいます。
島の環境上、ひとたびこのウィルスが入ってくれば、その感染力の強さからも、瞬く間に島内で蔓延することが想像されます。

このような背景もあり、感染が拡大の傾向にある現在、少しでもそのリスクを避け、状況が落ち着いた際に安心してまたご来島いただけるよう、今できることを皆さんと共に考えていけたらと思っております。



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お客様各位                              
令和246

一般社団法人小笠原村観光協会
一般社団法人小笠原母島観光協会
小笠原村商工会
一般社団法人小笠原ホエールウォッチング協会

小笠原諸島へのご来島をお考えの方へ
【ご来島自粛のお願い】

新型コロナウイルス感染症が世界各地で猛威を振るっておりますが、小笠原村においては 感染の疑いがある方は今のところ確認されておりません。
しかし、小笠原村には新型コロナ ウイルス感染症を確定できる体制がなく、感染の疑いがある方に対する処置にも制限があり、救急患者の本土への搬送も困難を極める状況にあります。 
そこで、ご来島をお考えのお客様につきましては、ご来島の自粛をご検討していただきますようお願い申し上げます。
なお、このお願いは期間を定めませんが、暫定的に58日東京発便までを対象といたします。 

・ご来島を予定しているお客様
   既にご予約いただいている旅行会社や宿泊施設及びガイド事業者より、ご来島を再検討していただく旨のご連絡がある可能性がございますのでご了承ください。なお、コロナの自粛を理由におがさわら丸乗船券をキャンセルされる場合は、キャンセル料が無償となりますので、(株)小笠原海運にはそのようにお伝えください。

・ご来島をご検討中のお客様
   不要不急のご来島はお控えの上、時期を改めて再検討していただけますようお願い申し上げます。

・お仕事などで、どうしてもご来島されるお客様
体調不良の場合は、定期船おがさわら丸へのご乗船を必ずお控えください。おがさわら丸船内においては、
マスクの着用、こまめな手洗いやアルコール消毒、咳エチケットの励行などに加え、密閉・密集・密接のいわゆる「3密」を避けるなど、感染拡大の抑止にご協力をお願いいたします。 

この度は、ご来島をご検討いただいたにも拘わらず、このようなお願いとなり、心よりお 詫び申し上げます。
安全にご来島いただける時期になりました際には、全てのご来島者様に ご満足していただけるよう誠心誠意おもてなしする所存でございます。 
定期船で24時間かけなければ行くことができない秘境地である故に、お客様には多大なご迷惑をおかけいたしますが、何卒ご理解とご協力のほどよろしくお願い申し上げます。 
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1 件のコメント:

  1. やむにやまれぬ事態ですね。しょうがないわさ。ご自愛ください。

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